挨拶
 木地師の歴史は古く弥生の時代から日本には存在していました。埋蔵品としては、今日最も古いと云われる物には奈良唐子遺跡からの高付きかと思います。
 挽物として現存する品物には764年に作られた『百萬塔』が上げられます。その流れを汲む木地師が、この山中の地に入植したのは中世の時代からです。以来長い年月技術の研鑽を深め、現在に至っております。
 私の家も木地師として3代がこの仕事に携わり、佐竹木工芸所として50年近く仕事をしてきました。20代の息子たちがこの仕事に魅力を持ち、携わることになり、天然記念物の大杉の前で仕事をさせて頂いておりますので、『工房千樹』と工房名を付けて物作りをして行きたいと思っております。又、我が工房では基本的に漆仕上げを前提とした木地作りを仕事とし、漆塗りの作品を皆様にと思っております。

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スタッフ紹介
工房千樹の工場です。
スタッフは佐竹康宏・郁恵。父・母の常良、みつ。叔父の健良。息子の功充・泰誌の7人です。
田舎のため、空気も水もきれいな場所。家の後ろには天然記念物に指定された三又大杉のある神社がある。
佐竹康宏
木地師の職人であると同時に個展活動も行っている。
佐竹泰誌
仕事をはじめて3年目。今年からは地元の石川県挽物轆轤技術研修所に通い始めた。
佐竹郁恵
旋盤などを主にしている。裏方の仕事を切り盛りして、円滑な段取りを組み立てている。
佐竹健良
叔父でベテランの職人。
佐竹功充
今年から仕事を始めたばかり。まだまだ何も出来ない。
スタッフ紹介
仕事道具
作業工程
自宅ギャラリー
”はめ”
木地を挽くときに、轆轤につける型。
一個一個すべての形が違う。
鍛冶場(かんじゃば)
鉋(カンナ)を作るための場所。自分の鉋は自分で作る。自分で作って一人前。
鉋(カンナ)
職人の命とも云うべき道具。作る人によって、挽物によって形が違う。
佐竹常良
父。轆轤はもう挽かないが、木地屋としては家の初代。
佐竹みつ
母。元気で何事にもまめにこなす。郁恵の補助的な仕事をこなす。
写真
拭き漆
下地
塗り物
写真
写真
写真
原木
写真は松の木。この状態で市場でセリが起つ。
荒挽き
基本的に荒挽屋さんが仕入れた原木を丸く切って、それを旋盤で大体の形に成形する
乾燥場(かんそば)
生の木を荒挽きしたものを燻煙乾燥する場所。
材料によっては除湿乾燥も使用する。
保存
乾燥が終わった材料は上の写真のように在庫として保管しておく。
仕上げ
出来上がる形によって使うカンナは変わってくるが、大体5・6本のカンナを使い、一つ一つ手で仕上げていく。
白木完成品
白木の完成品。職人としての完成はこの状態。
写真は「四つ椀」
乾燥について 鉋について
木地挽きについて 割れについて
原木について