使用している木の特徴
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漆器の使い方
使用後は水やお湯で軽く洗い、濡れたままで放置せず乾いた布巾で拭くことで、漆独特の艶が生まれ長持ちします。
漆器は人間の手と同じ様な扱いをして下さい。例えば、手は石鹸で洗っても大丈夫なように漆器も大丈夫です。手は食器洗い機に入れないように、漆器も食器洗い機には入れないで下さい。このように扱いで迷ったときには自分の手を洗うときにはどうするかを思って扱ってください。
| 欅ケヤキ | |
| ニレ科 別名 ツキ ツキケヤキ | |
| ほぼ日本全域に見られる落葉の高木で大木となり天然記念物となっている樹もある。花期は4月〜5月、秋にはそば粒ほどの実をつけます。樹皮は若木の間は平滑だが壮齢木になるにしたがい片状にはがれ波状の文様を表す。 材はすばらしくよく建築、家具、器具、機械など多用途に用いられる。特に銘木と云われる材は非常に高価に取引されている。古くは槻(ツキ)といわれた。挽物には大変良く、乾燥もしやすく刃物の切れ味も良い。漆との相性もよく、栃、ミズメと共に挽物全般に多く使われている。 |
| ミズメ | |
| カバノキ科 別名 ヨグソミネバリ ミズメザクラ ハンサ | |
| 本州(岩手県以南)、四国、九州などに見られる落葉の高木である。花期は5月で樹皮は暗灰色、平滑でやや桜の皮に似ている。傷をつけるとサロメチールのような香りがする。 材は堅く緻密で狂いにくく建築、器具、機械などに使われる。挽物にも最高の材料で椀(蓋物)、喰籠、棗などに良く使います。欅、栃と共に椀物全般に多く使われている。 |
| 栃トチ | |
| トチノキ科 別名 クリトチ オオトチ | |
| 本州四国以北、稀に九州にも分布する。落葉の高木で大木となる。花期は5月〜6月果実は朔果で直径3〜5p9月〜11月に赤褐色に熟すると下部が三つに裂け栗の実と同じような実をつける。実はタンニンを抜いてトチモチなどにして食べられる。樹皮は灰褐色で滑らか。年を取ってくると片状にはがれてくる。 材は柔らかく建材、器具などで用いられる。挽物にも大変よく、乾燥しやすく軽い為大きな挽物にもよく使われる。また、この材は主に白太の部分をよく使う。漆との相性も良く欅、ミズメと共に挽物全般に多く使われている。 |
| 板屋楓イタヤカエデ | |
| カエデ科 別名 イタヤ イタヤモミジ トキワカエデ | |
| 日本全域のほか朝鮮、満州、中国、樺太などにも分布する落葉の高木です。花期は4月〜5月。果期は9月〜11月翼果で二枚の羽になっている。樹皮は暗褐色で平滑。 材は光沢を持ち中には波状杢、縮杢など美しい杢目を表すこともある。肌目は緻密で重く硬い。床板、床柱、家具、楽器などにも使われる。挽物には乾燥の狂いと割れが入りやすいが、刃物の切れ味はよく筋物の挽物には特に良い材質である。 |
| 水楢ミズナラ | |
| ブナ科 別名 ナラ オオナラ | |
| ほぼ日本全域に見られ、南サハリン、朝鮮、満州などにもみられる落葉の高木である。花期は5月〜6月。秋には実(ドングリ)を付けます。樹皮は灰褐色で縦に不規則な割れ目が入り剥落する。材には虎斑という髄線を待ち木の芯から放射状に入っている。挽物には乾燥に特に注意が必要で狂いやすく割れやすい。刃物の切れ味はとても悪い。しかし堅木取りで出てくる虎斑はとても美しいです。 |
| 椈ブナ | |
| ブナ科 別名 シロブナ クロブナ | |
| 北海道南部、本州、九州などに見られる落葉の高木である。花期は5月、果期は9月〜10月で栗の実に似ているが三角形で動物の貴重な餌となる。樹皮は灰白色で滑らか、多くは地衣類が着生し多様な斑紋を呈することが多い。材は肌目が緻密でやや硬い。家具、マッチの軸木、パルプなどに使われる。挽物には乾燥による割れや狂いが生じやすい。刃物の切れ味は良い。拭き漆では冬目、夏目の濃淡がとても美しい。昔の器の中にはこの材を使ったものがよくある。 |
| 白樫シラカシ | |
| ブナ科 別名 ホソバカシ クロカシ カシ(関東地方) | |
| 本州(福島県以南)四国、九州、済州島、中国中南部などに分布する。常緑の高木です。花期は4月〜5月、果期は10月で実はドングリです。樹皮は灰黒色で皮目が縦に並ぶ。材の肌目は粗いが堅目(かしめ)と呼ばれる斑点が現れるとても硬く靭性があり強度がある。刃物の柄や太鼓の撥や三味線の棹に使われる。挽物には乾燥での狂いが生じやすく、また硬くて挽きにくいが刃物の切れ味は良い。とても強靭ゆえ薄く挽くことができる。 |
| 栗クリ | |
| ブナ科 別名 ヤマグリ シバグリ | |
| ほぼ日本全域に分布するが北海道は石狩、日高以南で落葉の高木です。花期は6月〜7月で白い花です。果期は9月〜10月山に生えている栗は主に柴栗で栽培されているものには品種改良がされている。樹皮は灰黒色で平滑で、壮齢木は縦に長く裂けて粗面となる。材の肌目は粗く硬く弾力がある。とても水に強く朽りにくい。挽物には、乾燥での狂いが生じやすく刃物の切れ味も悪い。しかし挽物材の中では柔らかく鑿で彫る器の材に使われることが多い。樹皮は染料用タンニンとして使われる。 |
| 桜サクラ | |
| バラ科 別名 ヤマザクラ ソメイヨシノ 他 | |
| ここではヤマザクラにて紹介します。ほぼ日本全域に分布する落葉の高木です。花期は4月で雪解けと共に花が咲きます。樹皮は紫褐色で横長の皮目が目立ちます。この皮も桜皮として工芸品に使われます。材の肌目は緻密で光沢を持っている。硬くて加工性も良く装飾材、家具など多方面で使われている。挽物には近年良く使われるが乾燥で割れが入りやすい。見た目より硬く漆との相性も良いが大きな材はなかなか難しい。 |
| 栓セン | |
| ウコギ科 別名 ハリギリ | |
| 日本全域のほか朝鮮、中国大陸など広く分布する落葉の高木です。花期は7月〜8月、果期は9月〜11月で実は成熟すると青黒色となる。樹皮は灰色を帯びた濃い褐色で深い割れ目が不規則に走っている。また、枝には鋭い刺を持っている。材の肌目は粗いが木目は美しい。軽くて加工性が良い。内装用、板材、合板、建築材などに多く使われる。挽物としては板材(横木取り)にしての利用が多く杢目の美しさを生かした菓子鉢、盆などに多く使われる。 |
| 桑クワ | |
| クワ科 別名 ノグワ イヌグワ ヤマグワ | |
| 日本全域に分布している落葉の高木で乳液がある。花期は4月〜5月で果期は6月〜7月で食べられる。栽培される桑の葉は蚕の飼料となる。高木となる樹皮は灰褐色で縦に割れ目が入る。材の肌目は粗いが独特の金色の光沢を持ち、時に玉杢や如麟杢が見られる。硬いが大変朽ちりにくい性質です。茶道具を始め工芸品に多く用いられ家具、装飾材としても使われる。挽物としては欅とほぼ変わらないが欅より粘りがあるようです。とても美しい材で喰籠、菓子鉢、棗などに使われる。 |
| 榎エノキ | |
| ニレ科 別名 ヨノキ エゾエノキ | |
| ほぼ日本全域のほか朝鮮、中国などにも見られる。落葉の高木である。花期は4月〜5月。秋には実(ヨノミ)をつけ食べられる。樹皮は老木の間は平滑だが壮齢木になるにしたがい片状にはがれ波状の文様を表す。ほぼ欅と見分けがつかないほど類似する。挽物には狂いが生じやすく、また割れやすい為あまり多くは使われていない。 |